それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

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特別支援教育の視点

「どうしたら人は変われるか?」

簡単に言えば、「変わろうとしている人は変わる」。 「カラーバス効果」によって脳の中でいくらでも変わるための情報が手に入っていくと思う。 アドラーの言うところの、人はその状態を生むためにその考えを生み出しているだけという可能性がある。 その方が…

「ほめる」の自分なりのこだわり

「批判=吟味」と捉えていただいて読んでもらえたら、と思います。 woman.excite.co.jp この記事の下の方に 「今日、髪型カッコいいね!」「その服、可愛いね!」 と「身だしなみ」などなんでも褒めるという話が出てきます。価値観は、人それぞれでいいと思…

「ポケモン」と「菜根譚」

「弱点を責めない」 学校で他のクラスの先生から聞いた言葉です。 子どもを育てるとき、大人の思う「普通」に近づけるために、弱点を克服しようと指導することもあると思います。 けど、それは、有用なのか怪しいところです。 そこで、ポケモンが浮かんでし…

「暗黙の了解」の言葉化

どの子どももそうですが、「暗黙の了解」に気づいて応じられる子どももいれば、言葉になって知ることで応じられる子もいます。 知って納得すれば、その場に相応しい行動ができることも多いです。 入りやすい指示の「具体的」には、「暗黙の了解」の言葉化も…

「どう育てたいか」と「どう育ちたいか」

「AIとの戦い」から続いて、彼らの未来に必要な力はなんなのだろうか、という問いが浮かぶ。 inclusive.hatenablog.jp それと同時に、最近「大人の主観」VS.「子ども目線の客観」が気になる。 「どう育てたいか」 と 「どう育ちたいか」 にズレがあると、…

指示のポイントでよくあるやつ【3つ】

指示の仕方の定番を記録しておこうかな、という試み。 よく言われるのは【視覚的・具体的・肯定的】です。 【視覚的】:目に見える形 【具体的】:短く端的 【肯定的】:〇〇しない→〇〇します こんな感じです。 【視覚的】 (例) 「文字にする、絵にする、写…

「自由」と「責任」

最近の中で、この指導子どもに入ったなと思っている指導の一つに、「社会では責任を果たすと自由が与えられる」というものがあります。 自由権に則った形で自由を定義しています。 ・他を害さない。 ・法律に反さない。 「自分勝手」「なんでもあり」の自由…

続・通常学級における支援級理解について

勉強に対する価値観について書いてみようと思います。 学習指導要領改訂目前なので、価値の捉え方が変わってきているのは当然のことと思います。 流行と不易の中で、現在通用するのは、もしかするとそもそも不易の部分だけなのかもしれないなどと思ってしま…

通常級における支援級理解について

通常級における支援級理解のことでお悩みの方は、多くいるのではないでしょうか。 この先「インクルーシブ教育」が進むうえでこの問題は頻出するのではないかと考えています。 前提として教師の立ち位置が重要です。個人的には特に通常級の担任の先生が重要…

「相手の気持ちを考える」

学校の中では「相手の気持ちを考えてごらん」という指導が少なくない。 相手が嫌がることをしないためにされる注意だと思う。 そのねらいは、内省させて気づきを経て更正させるためでしょう。 けれど、実際「相手の気持ちを考える」っていうのはどの程度でき…

【1学期】「自尊感情を高める方法」と思ってやったこと

私が一学期の間主に担当したのは、一時間目の自立活動でした。 朝脳を活性するための運動や感覚統合運動、コミュニケーション力、ソーシャルスキルを身につけるための内容を意識していました。 個人的なねらいとして「クラス全員が誰とでも手をつないで輪に…

私たちは障害を認識できるか

〈結論〉「子どもは認識できない可能性がある」 「教師は基本的にできるだろう」 と考えた。そして、認識するためには「知識」が必要であり、どう認識するかには「理解」が必要である。 話は最終的に「大人の『理解』が大切だ」というところに落ち着く。 で…

「ほら、ここ言って」では言えない。なぜなら……

その子によって、助けるべきポイントは違います。 学校というのは本当に面白いところです。 不特定の子どもが集まっているところがいいですね。 学校は、そうして集まった子どもたちが活動する生活の場なわけです。学校において、教科の指導で育てたいことは…

「感じる子」と「感じ取れない大人」

昨日は遠足でした。 水族館でイルカショーを見たときの話をします。 大人になって久しぶりに見ましたが、じんわり感動しました。 はじまりと同時に豪華な音響がなって拍手ではじまります。 私が付き添いした子は「どんな反応かな?」と見ていたのですが、そ…

雨で運動できない日の教室での運動(1)

雨の日にやった室内運動を書いておこう! 【メニュー】 ・ストレッチ ・バランス ・マーカータッチ ・目を回して歩く ・手押しずもう 【マーカータッチ】 「マーカータッチ」は、手軽で「跳ねる」運動も得られて、負荷も調節できて良い感じでした。 (やり方…

【映画】聲の形

「聲の形」を見に行ってきました。 1日ってのもあって混んでいました。 「君の名は。」→「聲の形」の流れもあるかもしれません。 さりげなく、文科省もタイアップしているという……。 http://www.mext.go.jp/koenokatachi/ 内容はさておき、思ったことを書こ…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「集団指導について」#6(最終回)

前回までで、 #1「集団づくりとは」集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)#1 - 「それでも幸せな人はいるから」 #2「認めるための視点」集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「認めるための視点」#2 - 「それでも幸せな人…

プール学習

プール学習が始まっていますね。 私の学校の特別支援学級は、交流級に行きにくい子どもがいるのですが(理由はさまざま)、プールでは、同じ場で同じ活動をしていました。 今年度はじめて見る姿だなと思いながら見つめていましたが、ふと、これは「インクル…

【資料】不登校と発達障害

「不登校と発達障害」この両方が重なり合っている場合、一般的な「不登校」と同じ考えや対応では、なかなか前進が見られないことがあると思います。 たくさんの人が目にして、不登校対応を一歩前進する兆しになればと思い以下の資料を紹介します。 全国の不…

図工のネタ#2めんこ

1月に「めんこ」をつくって遊びました。 ルールを吟味することで、誰でもできて楽しめたので、ご紹介します。 1.用意する道具 2.作り方 3.ルール 4.注意 1.用意する道具 ・厚紙 ・ビニールテープ ・セロハンテープ ・マーカー ・はさみ 2.作り…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「相手との間に生まれる心理の視点」#5

前回は「個を大切にする心理の視点」でした。個を大切にしている居場所で、子ども同士の間にどのような心理がうごめいているか知ることで、子どもの在りようをさらに「認める」ことができます。 今回は「相手との間に生まれる心理の視点」です。 これらは、…

子どものほめ方の視点6つ

子どもを「ほめて伸ばす」。もう耳にタコができているような気がしますが、追求してみると、漠然としたものだなといつも思います。 「ほめて伸ばす」がよい根拠は、自尊感情や自己肯定感、自己有用感を育むためだと思います。 自分を「あり」だと思わせて、…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「個を大切にする心理の視点」#4

ここでは、集団づくりに向けた信頼関係を構築する「心理」の視点について書きます。 「心理」の視点を大切にすることは、個を引き立たせるために必要だと思います。 「心理」の視点を意識して見つめると、集団の中でどんな心理が働いて、つまずいているか見…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「働きかけ」#3

今回は、 集団づくりのための個への「働きかけ」についてです。 集団づくりには、「安心と信頼」が大切でした。 安心と信頼には、「認めること」が大切でした。 「認める視点」をもてば、あとは大人は何もしないというわけではありません。 絶えず、「働きか…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)「認めるための視点」#2

前回は、 ○集団づくりに必要なことは、信頼と安心。 ○信頼と安心には、認めること、受け入れること、愛情などが関係している。 集団づくりに必要な場や環境、信頼関係と安心について書きました。 今回は、 「認めるための視点で大切なこと」について書きます…

子どもを見る

「子どもを見る」っていうのは、どういうことか。 大切な視点の一つに、「学校での子どもの姿」は、「学校での子どもの姿」だということがあると思いました。 学校では、なかなかやんちゃな子も、下校指導などでいざ学校の一歩外に出ると、あどけない顔で笑…

集団づくりに必要な視点(信頼関係を構築するロジック)#1

学校や教育機関の大切な良さの一つは、集団で育つというところだと思います。 私は、個人的に人間の醍醐味は「人とのかかわり」だと捉えているので、集団作りの優先順位は高いです。 そして「人とのかかわり」が楽しいと思うことができたら、子どもたちは学…

子どもの特性

子どもの特性というのが、上里式教育法の中でまとめられています。 私もあるテキストで知っているだけなのですが、すごく良いと思ったので書いてみます。詳細を出典を知っている方は教えてください。 ◎子どもの特性(すぐれた能力)【上里式教育法】 ・うる…

負けなし!遠足・社会見学(校外学習)の必勝法! #2(本番)

昨日は「支援の小中交流会」で、今日は「5年生の社会見学」でした。 二日連続で、「校外学習」がありました。 やはり改めて、「事前学習」の大切さ、そして当日の「本番の配慮」の大切さを感じました。 今回は「本番」に使える手立てを書いていきます。 1.…

負けなし!遠足・社会見学(校外学習)の必勝法! #1(事前)

遠足等、校外に子どもを連れて行く際は、期待もしますが、ドキドキもしますよね。 公共のマナーを守ったり、友達と協力したり、体験して学んだり、目的に沿った学びを手に入れてほしいものです。 その目的を達成するためには、みんなが安心して過ごせる必要…

教育活動をシンプルな「枠」と「要素」で捉える

学校のすべての教育活動を、この「枠」と「要素」で捉えることで、子どもたちを生き生きと伸ばせるのではないかと思い書いてみます。 まず、どんな「枠」があるかというと以下の3つです。 (ちょっとPDCAサイクルに似ているなと思いました。その中身の具体を…

【重要】活動を考えるときは、まず「ねらい」から!

授業の活動を考えるときに、どんな風に「思考のレバー」を動かせば、理に適った活動を思いつくことができるのか。 私は、教師一年目にどうすれば授業における手だてや活動内容や発問が思いつけるのか。それらを思いつく引き金となる「思考のレバー」のような…

子どもを静かに座らせるための言葉掛け6つ

支援の視点から、「静かに座らせるための言葉掛け」です。ポイントは 1.おしりをつけて座る 2.足を入れる 3.口を閉じる 4.何も持たせない 5.背中を伸ばす 6.前を向く の6つです。支援で指示するときに大切なことは、「視覚的」「肯定的」「具体…

子どもが泣き叫んで困ったときの指導法

そんなときは ペアレントトレーニング の視点を取り入れてみませんか。 ペアレントトレーニングとは 発達障害児を持つ親のための子供の育て方のトレーニングです。 【ペアレントトレーニングって何?】発達障害児を上手にしつけるための訓練 今日も勉強がし…

すべての子どもが求めていること

それは、 「私を育てて!」 ということです。 私は、学校生活をみんなと楽しく過ごせない子どもたちの言動や行動は、すべて「育ちたいという悲鳴」なのではないかと感じました。もし、その「育ちたい」という切ない悲鳴を、すべての教師が聞き取れたなら……。…

子どもの成長を感じないときに必要な視点2つ

そのために必要な視点を2つ書きます。 1.ハードルを置く 2.前にやっていたことをやる 1.ハードルを置く これは、体育の話ではなくて。 ステップアップのために、課題に挑戦させるという意味です。課題は難しすぎても、簡単すぎてもいけません。よく「1…

子どもが進んで活動する方法#1

そのためには、 「具体的に教える」 ということが一つのポイントです。支援級で働いていて、なるほど、と思ったことを書きます。配慮を要する子たちに何かをさせるっていうときに、「具体的」に伝えるということが求められます。「想像力」が働きにくいため…

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