それでも幸せな人はいるから

特別支援学級の担任をしていて感じたこと。幸せな子ども時代を過ごす子どもが一人でも多く増えるように

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自分なりの視点

「信頼関係」の要素について考える……。

今年は、「日本文化を体験したい」と漠然と抱いている「ハピペン」です。能・狂言・歌舞伎を実際に見たことがないので、見てみたいです。 今日は、「信頼関係」について「思考を整理した話」です。 「信頼関係」とは「安心・安全」のために必要で、その「信…

【謹賀新年】今年の自分を四字熟語で選ぼう!【観天喜地】

大晦日のカウントダウンで街に出ている人は終電平気なの?と思っていた「ハピペン」です。(そういえば大晦日は夜中も電車が動いていたんですね。オールの人ってみんなどうするんだろうって思っていた……。) つい、お正月っぽいことをしなくちゃと焦る元日で…

年末はやっぱり一年を振り返る。冷静に子どもにとって価値があったなあと思う実践【ベスト3】

どーも、お酒は飲んだら飲まれちゃう「ハピペン」です(気をつけ方が分からない)。 2016年の実践ベスト3です。 とか言って4月から12月の間ですが……。 【第3位】 はじめて支援級で「道徳の時間」をやった。 毎年、別の学年を借りて道徳の実践を積んでいまし…

私の原点としての「灰谷健次郎」

「この家に『せんせいけらいになれ』あったっけ?」と言われて、文庫の『せんせいけらいになれ』を本棚から出して渡した。 そのとき『灰谷健次郎』の別の本に付箋が貼ってあるのが目についた。それを見て、「やっぱり、自分の原点だなあ」と感じたので、それ…

「なぜ、シャーペンを使ってはいけないのか」

どーも、ワーカーホリックの「ハピペン」です。 ふと、シャーペンを使っていて、思いついたことを書きます。 「シャーペンを使ってはいけない」ことの理由の説明は必要か ハピペンが思った「なぜ、シャーペンを使ってはいけないのか」の理由 で、「時間を奪…

人間の仕組み(「気づき」→「考え」→「行動する」)

「気づき」→「考え」→「行動する」です。 これは、私が子どもたちに教えたいこと「第3位」のものです。 20歳ぐらいのときに研修で聞きました。 「人間の仕組み」みたいなもので、人間はみんなこれに当てはまると聞きました。 確かにほぼほぼその通りだと思…

「なぜ勉強するのか」(勉強する理由)

「なぜ勉強するのか」 「なぜ勉強するのか」について。 いくつかのサイトなどを参考にしてまとめたものです。 これを基に子どもたちに問いました。 inclusive.hatenablog.jp この記事の最後の方でも、「なぜ勉強するのか?」そもそも論を問う必要があるので…

「みんなの学童」と「自分の命は自分で守る」

5年前の4月1日に、学童で話したことを思い出したので、書いておこうと思う。 「この学童では、2つだけ話ます。」 確かそんな感じで語りはじめた。 「みんなの学童」 「一つめ、ここは誰の学童だと思う?」 子どもたちは、問いを出している私の学童だと言った…

〈ブリーフセラピー〉と〈アドラー心理学〉

〈ブリーフセラピー〉と〈アドラー心理学〉は相性がいいのではないか、と考えていた。 間違った方法を変える 相性がよい理由を書きます。 〈アドラー心理学〉が「人間関係」に焦点を当てて問題を解決していくとき、これまでのやり方が相応しくなかったことに…

「みんなの学校」と〈アドラー心理学〉

何度か大阪市立大空小学校の「みんなの学校」について書きました。 なぜ、「みんなの学校」がうまくいくのかを一つ見つけたので書きます。 〈課題の分離〉ができている うまくいっているポイントの一つとして前の記事で、「自分が今の自分からどれだけ成長で…

「自己批判力(仮)」

だんだんと整理ができてきた。 「自己批判力」(?) 〈価値観の多様化〉からくる〈自尊感情〉の低下と〈承認欲求〉のスパイラル。 これを打破するために「〈自分一人は優れている〉ではなく〈自分一人は優れていない〉と考えられる力」が必要だと考えた。 …

「名前を呼ぶとき何を込めるか」

私は10年以上前に幼稚園教諭の専門学校で学びました。 そこで教わったことで、一番今も生きていることが「名前を呼ぶとき何を込めるか」です。 何を込めるかがずれると、子どもと心が通わないように思います。 たとえば、幼稚園で紙芝居を読む時間のとき、一…

「地裁が泣いた悲しい事件」

介護の苦労や生活保護の受給がうまくいかない家庭などで事件が起こると、この事件を思い出す人も少なくないはず。 zasshi.news.yahoo.co.jp 犯人のその後が明らかになっていました。 この事件は、日常忙しくして、脇目も触れず生きている自分を問い直したく…

「ほめる」の自分なりのこだわり

「批判=吟味」と捉えていただいて読んでもらえたら、と思います。 woman.excite.co.jp この記事の下の方に 「今日、髪型カッコいいね!」「その服、可愛いね!」 と「身だしなみ」などなんでも褒めるという話が出てきます。価値観は、人それぞれでいいと思…

「どの人間も生きていていい」という価値観

人は言葉で思考していて、知らない言葉を信じることはできないですよね。 言い換えれば、言葉を知らなければその世界を知らないし、その言葉を知らなければその価値観を知らない可能性があります。 私は、その「不易」を伝える役目を大人が担っている、と考…

「ポケモン」と「菜根譚」

「弱点を責めない」 学校で他のクラスの先生から聞いた言葉です。 子どもを育てるとき、大人の思う「普通」に近づけるために、弱点を克服しようと指導することもあると思います。 けど、それは、有用なのか怪しいところです。 そこで、ポケモンが浮かんでし…

「暗黙の了解」の言葉化

どの子どももそうですが、「暗黙の了解」に気づいて応じられる子どももいれば、言葉になって知ることで応じられる子もいます。 知って納得すれば、その場に相応しい行動ができることも多いです。 入りやすい指示の「具体的」には、「暗黙の了解」の言葉化も…

「愛は」出るものか?出すものか?

子どもを「ありのまま」育てるとして、大人の態度は「ありのまま」でいいだろうか。 溢れた人間観から、教育観も溢れ、人生観も溢れる。 そこから見出すそれぞれの自由が、集団をぐちゃっとすることがある。 保護者支援が大切にされる中思うのは、実は「愛情…

「変数を楽しむ」

風に乗って飛ぶ鳥のように、風の流れい逆らわず、目的地へ向かうのはどうだろうか。 今日は午前中、風が強い日でした。 どれくらい強いかというと鳥が風に流されて横に飛ばされるくらい強い風でした。 私は飛びたい方向から大きくずれていく小鳥を見て、多少…

「どう育てたいか」と「どう育ちたいか」

「AIとの戦い」から続いて、彼らの未来に必要な力はなんなのだろうか、という問いが浮かぶ。 inclusive.hatenablog.jp それと同時に、最近「大人の主観」VS.「子ども目線の客観」が気になる。 「どう育てたいか」 と 「どう育ちたいか」 にズレがあると、…

ハロー効果?

小学校の教師は、完璧主義だったり、万能感が強かったりする。なんでも屋すぎて、どこまでもなんでもやろうとする人が多い。けれど、その価値観は無限の追究が必要で、不可能な追究をしていることも少なくない。大切なのは、「困った」とか「出来ない」とか…

AIとの戦い

AIにバスを運転する仕事を奪われたら、運転手は何をするのだろう。 そんなことを考えた日曜日。 この記事を読むと、AIの話がよく分かることと思います。 blog.btrax.com AIによって「仕事」や「生活」が補完されたら、人間に残るものはなんだろうか。 老舗…

『つながりを煽られる子どもたち』ネット依存といじめ問題を考える#2

inclusive.hatenablog.jp のつづきです。 第2章「つながりの格差化」 第2章「つながりの格差化」 【学校の比重の低下と多様化】 【なぜ? 学校の比重の低下・多様化してきたか】 理由:生活が多様化してきたため。 【なぜ? 若い人は経済より人付き合いが…

『つながりを煽られる子どもたち』ネット依存といじめ問題を考える#1

つながりを煽られるこどもたち ネット依存といじめ問題を考える 岩波ブックレットNo.903『つながりを煽られる子どもたち ネット依存といじめ問題を考える』土井隆義 ようやく第三弾で「つながりを煽られる」です。 2014年の本なので、わりと最近の傾向を読み…

『キャラ化する/される子どもたち』―排除型社会における新たな人間像―#番外編(完)

一応#5のつづきですが、自分の考えを書くだけなので「番外編」ってことで。 ◆自尊感情を上げるには?#4 「キャラ化する/される」の中で「承認欲求」に応じて人間関係が展開されているということが書かれています。 そこで気をつけたいと思ったのが、「眼前…

『キャラ化する/される子どもたち』―排除型社会における新たな人間像―#5(終)

inclusive.hatenablog.jp のつづきです。 「キャラ化する/される子どもたち」の〈概観〉 まとめ(抱いていた問題の解決) ・「個性を煽られる」での個人的な問いの残り ◆「個性を煽られる」で土井さんが挙げていたもの ◆「キャラ化する/される」で考察した…

『キャラ化する/される子どもたち』―排除型社会における新たな人間像―#4

inclusive.hatenablog.jp のつづきです。 第四章 キャラ化した子どもたちの行方 〈概観〉 閉塞化するコミュニケーション キャラ化した自己が傷ついたとき 「確固たる自信のなさ」の蔓延 「不気味な自分」と向きあう力 所感 ◆多様化する社会に潜むトラップ ◆…

「誉めること」と「自尊感情」

10月29日の記事です。 Nagano Nippo Web » 褒められると自己肯定感 県教組調査:長野日報のニュースサイト この中で、 「褒められている"実感がある子ども"は自己肯定感が高い傾向にある」 という調査結果が書かれています。 この文を見てどんな解釈がなされ…

「自由」と「責任」

最近の中で、この指導子どもに入ったなと思っている指導の一つに、「社会では責任を果たすと自由が与えられる」というものがあります。 自由権に則った形で自由を定義しています。 ・他を害さない。 ・法律に反さない。 「自分勝手」「なんでもあり」の自由…

続・通常学級における支援級理解について

勉強に対する価値観について書いてみようと思います。 学習指導要領改訂目前なので、価値の捉え方が変わってきているのは当然のことと思います。 流行と不易の中で、現在通用するのは、もしかするとそもそも不易の部分だけなのかもしれないなどと思ってしま…

通常級における支援級理解について

通常級における支援級理解のことでお悩みの方は、多くいるのではないでしょうか。 この先「インクルーシブ教育」が進むうえでこの問題は頻出するのではないかと考えています。 前提として教師の立ち位置が重要です。個人的には特に通常級の担任の先生が重要…

「相手の気持ちを考える」

学校の中では「相手の気持ちを考えてごらん」という指導が少なくない。 相手が嫌がることをしないためにされる注意だと思う。 そのねらいは、内省させて気づきを経て更正させるためでしょう。 けれど、実際「相手の気持ちを考える」っていうのはどの程度でき…

『キャラ化する/される子どもたち』―排除型社会における新たな人間像―#3

inclusive.hatenablog.jp のつづきです。 第三章 キャラ社会のセキュリティ感覚 〈第三章の概要〉 1 子どもと相似化する大人の世界 2 子どもをキャラ化する大人たち 所感 ◆大人の子ども化 ◆大人が考えてることと、子どもが思うことのギャップ ◆インクルー…

【1学期】「自尊感情を高める方法」と思ってやったこと

私が一学期の間主に担当したのは、一時間目の自立活動でした。 朝脳を活性するための運動や感覚統合運動、コミュニケーション力、ソーシャルスキルを身につけるための内容を意識していました。 個人的なねらいとして「クラス全員が誰とでも手をつないで輪に…

「アダルトチャイルド」を解決するための個人的な見解

※注意 ここに書いた見解は、あくまで私個人が本などを見て書いているものです。一般的な解決さくとして妥当なものというわけではないことに留意してください。私の心が軽くなった一つの示唆です。 〈個人的思う解決策〉「アダルトチャイルド」の個人的に思う…

私たちは障害を認識できるか

〈結論〉「子どもは認識できない可能性がある」 「教師は基本的にできるだろう」 と考えた。そして、認識するためには「知識」が必要であり、どう認識するかには「理解」が必要である。 話は最終的に「大人の『理解』が大切だ」というところに落ち着く。 で…

「大人の承認欲求の動機」にあるとんでもない「ズレ」による「子どもへの影響」

〈主題〉 「身近な承認欲求を優先してしまうことで、より大きな社会などから受ける承認の枠から排除されはしないか」の考察。 人はなぜ「承認欲求」を満たしたいのか? それは、簡単に言えば「排除されている」と感じたくないからである。 「差別の対象」に…

"身につけたい力"

授業において、「何ができるようになったか」が重要になってくるとさかんに言われていますね。 そこで「身につけたい力」を示すという手立てがよく聞かれるようになりました。 その理由は「身につけたい力」を子どもと共有して、この授業の意図に向かって、…

「頑張っていること」をほめる?

「ほめる」についての話は、いろいろなところで毎日のように見かけますね。 私も前に「ほめる」について書きました。 その中の良いほめ方についてで、よく聞くフレーズに「頑張っていることをほめる」というのがあります。 "できたこと(問題が正解したこと…

授業中は児童指導ではなく、授業に必要な指導だけができるといいんだなぁ……

国立の小学校の授業を参観しました。 一番印象的だったのが、「授業中に児童指導で時間を取られない」というところです。 まあ、多くの人が参観していたというのも、授業で児童指導をする場面が出てこない要因に決まっているのですが……。 これは、支援の必要…

「ほら、ここ言って」では言えない。なぜなら……

その子によって、助けるべきポイントは違います。 学校というのは本当に面白いところです。 不特定の子どもが集まっているところがいいですね。 学校は、そうして集まった子どもたちが活動する生活の場なわけです。学校において、教科の指導で育てたいことは…

「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える―#3

「『個性』を煽られる子どもたちー親密圏の変容を考える―」は、2004年の本です。この頃か引き継いでいる要素もあると思いますが、あくまで10年以上の本であることに留意する必要はあるかなと感じています。 inclusive.hatenablog.jp inclusive.hatenablog.jp…

「個性」を煽られる子どもたち―親密圏の変容を考える―#2

inclusive.hatenablog.jp これの続きですが、#1は長すぎるので、#1を4つの流れでまとめると、 ①親密圏の人と関わるのに忙しい ↓ ②他者が認識できない。(教師や大人を価値のある他者だと思えない。) ↓ ③親密圏を維持するために同調していじめや犯罪もおこ…

「感じる子」と「感じ取れない大人」

昨日は遠足でした。 水族館でイルカショーを見たときの話をします。 大人になって久しぶりに見ましたが、じんわり感動しました。 はじまりと同時に豪華な音響がなって拍手ではじまります。 私が付き添いした子は「どんな反応かな?」と見ていたのですが、そ…

「G7倉敷教育大臣会合『倉敷宣言』」

2016年5月に伊勢志摩サミット(主要国首脳会合)に関連し、G7倉敷教育大臣会合を開催されました。 ※G7(Grou of Seven):日本・アメリカ・カナダ・ドイツ・フランス・イギリス・イタリアの7つの先進国のことです。 このときに、成果文書として出されたもの…

「みんな違ってみんないい」の戦い

中には、「みんな違ってみんないい」とは、そう簡単に口にできないと言う大人がいる。 別にいてもいいんだけど。理由にもよるだろう。 その理由に、みんな違っていいのだから「好き勝手していい」という解釈をされると、指導ができないというのがある。 自由…

「なぜ、人を殺してはいけないのか。」

「なぜ、人を殺してはいけないのか。」 一般的に、この質問は答えにくいことである。 実際は、その人なりに答えたらいいと思う。 真剣に応じるしかないところがある。 私たちはつい「真偽」を問うのだけれど、世の中には「わからない」ってこともある。 パラ…

【映画】聲の形

「聲の形」を見に行ってきました。 1日ってのもあって混んでいました。 「君の名は。」→「聲の形」の流れもあるかもしれません。 さりげなく、文科省もタイアップしているという……。 http://www.mext.go.jp/koenokatachi/ 内容はさておき、思ったことを書こ…

"できない"って思うことが一番の差別

常に気をつけなければならないことは、教師は自分の推測を完全なものにしようとしすぎることだ。 どちらかに「はっきり」させようとしすぎる。 ・いかにできそうか ・いかにできないか どちらかに視点を定める。 そうすると、次はその証拠を集め始める。 本…

プラスのストロークとセロトニン

今学期彼らの自尊感情をあげたくて取り入れているのが、プラスのストロークです。 ストロークとは、「存在を認めています」というメッセージのやり取りです。 ストロークには、「プラス」のものと「マイナス」のものがあります。 おおまかに「身体表現」「言…

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