かならず幸せになれるいきもの

幸せな子ども時代を過ごす子どもを増殖させるための哲学。(旧:それでも幸せな人はいるから)

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「〈ほめ方〉のエビデンス」と「固定化されたマインドセット」

〈ほめ方〉のエビデンス

〈ほめ方〉について何度か書いていますが、良い記事に出会いました。

〈頭の良さ〉と〈プロセス〉のどちらをほめるべきかに、より信頼のある答えを見つけられると思います。

その記事を参考に〈固定化されたマインドセット〉について書いていきます。
どんな〈ほめ方〉をすべきかは、〈参考記事〉の先を見てみてください。

※マインドセットとは、

経験や教育、その時代の空気、生まれ持った性質などから形成されるものの見方や考え方を指す言葉です。
信念や心構え、価値観、判断基準、あるいは暗黙の了解や無意識の思い込み、陥りやすい思考回路といったものもこれに含まれます。

マインドセットとは - 人事労務用語 Weblio辞書より

 

〈参考記事〉

www.lifehacker.jp

 

〈固定化されたマインドセット〉と〈成長するマインドセット〉について

※記事から引用

固定化されたマインドセットとは例えば、「頭の良さは生まれつきほぼ決まっており、知能の高さや目標達成能力は生まれつき備わっているかいないかでしかない」と思い込むことです。
一方、
成長するマインドセットとは、「知的な分野での達成能力は可変的であり、知性や問題解決能力は時間をかけて発達させることができる」と考えることです。

〈固定化されたマインドセット〉は、「内閉的個性志向」や「内キャラ」などにも通ずるところがあるな、と思いました。

〈人間に可塑性〉があるという当たり前のことを〈言葉化〉して子どもたちに伝えていく必要があるのだと感じます。

 

※記事から引用

固定化されたマインドセットの生徒たちが念頭に置く唯一の目標は「何とかして頭の良い子に見えるようにすること」です。そのため、自分の頭の良さが十分に顕示できないような作業は一切避けようとしました

この箇所が一番恐ろしい内容だと思いました。これは、学校の子どもたちの中を見ていても思うことでした。

親に「天才タイプだから」などと言われている子どもは「出来ないと思うことに手をつけない」傾向があります。
しかし、その親は「やりたいくないことをやる力をつけたい」とよく言うのです。
周囲の大人の言葉かけによってつくられるマインドセットが、必要な成長の邪魔をしているということを、肝に銘じなければなりませんね。

子どもは〈メタ認知〉的に、注目した(させられた)箇所に、自分を規定していくってことです。「お前はダメだ」と言って育てれば、「自分はダメなもの」として育つし、「お前は天才だ」と言って育てれば、「自分は天才だ」と思って育つってことです。

メタ認知とは

認知を認知すること
人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それをおこなう能力をメタ認知能力という。

メタ認知 - Wikipediaより

ただ、家庭での言葉かけによって〈固定化されたマインドセット〉にも、働きかけられる〈変数〉はあると思いました。
「ダメ」とは「どんな存在」か、
「天才」とは「どんな存在」か、
といった〈言葉のもつ意味の解釈〉によって育ち方が変わるという〈変数〉です。

たとえば、
「ダメな存在」は「どんな存在」かが、
「だから、がんばっても無駄」となれば「無気力になる」と思います。
「だけど、がんばると良い」となれば「よりよく生きられる」と思います。

「天才な存在」は「どんな存在」かが、
「だから自分は自動的に優れている」となれば「できないことはやらない子になる」と思います。
「だけど天才にも努力は必要」となれば「なんでもチャレンジする子になる」と思います。

 

親に「固定化されたマインドセット」につながる言葉かけを受けている場合、
教師は、その「固定化されたマインドセット」の〈変数〉の部分、すなわち〈言葉の解釈の仕方〉の方への働きかけが有効かもしれません。

 

〈この研究に関する他のブログ記事〉

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Amazonのレビュー〉
買おうかは迷いますが、参考になるレビューがありました。

マインドセット:「やればできる!」の研究

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