かならず幸せになれるいきもの

幸せな子ども時代を過ごす子どもを増殖させるための哲学。(旧:それでも幸せな人はいるから)

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日本科学未来館で感動したのは!? 「レアを楽しめ!」(日本科学未来館2)

天気予報を見て傘を用意するのが苦手な「ハピペン」です。洗濯物は入れたためセーフ(笑)

 

inclusive.hatenablog.jp

のつづきです。

 

他にも常設の展示には、面白いものがたくさんありました。科学って商品化されているものまでしか認識できているものが少なくないと思うのですが、商品化していないけれど、実現しているものっていうのがいくつかあって、それを体験できるのが「日本科学未来館」です。

あとは、難しい理論を、具体物や映像、ゲームや体験で味わえるというのが、いろいろな感覚を使って科学を理解できて楽しい。

いつもは触れられない科学に指先が届くというような感じです。

 

9次元からきた男

今回は一番感動したことを書きたいのですが、その前に「9次元から来た男」も面白かったです。

www.miraikan.jst.go.jp

ビックバンのはじまりについての話でした。素粒子と確率。わけのわからないことがわかったような気になれる内容でした。

一番感動したこと

それでは、感動したことを書きます。

それは、5Fで行われていた「ボランティアの方の解説ツアー」です。

このツアーでお話しをしてくださる「Mさんの姿」に感動した。

何も臆せず書くと、この方は、私の年齢からみると「おばあさん」でした。

私は、おばあさんに科学を語られたことがなかったため、とても衝撃的だった。

すばる望遠鏡ニュートリノロケットエンジン人工衛星、宇宙ステーション、宇宙旅行について、展示を周りながら、優しく丁寧にお話ししてくださった。

だんだんとちりじりになっていく子どもたち。「うん、確かに内容が幼稚ではないからね、それはそうだよ、大人も集中してないとふっ飛ばされそうだもん。」

それくらい高度なことを、ファイルをもちながら、手書きの絵を見せたりして、大変平易に教えてくださる。

これは体験しないと分からないかもしれないのだけれど「分からないのに楽しい!」。

どうして、この人こんなにキラキラしてるの?生き生きと科学を語っているの?なんか好き!!って気持ちが沸いてくる。

スーパーカミオカンデ

「みなさん、ニュートリノって、一時ニュースとかでも聞いたことあると思うので知っているかと思いますが。ニュートリノって知ってますか?」

「(聞いたことあるけど、知らんなあ……)」

ニュートリノって3種類あって、そして、3種類どれにでもなれるのですが。」

「(いやいや意味分からんよ!)」

調べてみると3種類のフレーバーに変わるってことらしい。完全に「何それおいしいの?」状態だ。フレーバー!!

ニュートリノって何? | スーパーカミオカンデ 公式ホームページ

「それで、こちらがあのスーパーカミオカンデの10分の1モデルなんですね。」

「(オレは、ニュースで見たことあるから知ってたけど、スーパーカミオカンデの10の1モデルの有難みに共感するのが……難しいぜ)」

「地下1000メートルのところあって、この中に5万トンの超純水を入れて実験するんですね。」

「(スケールのイメージもできないっ)」

ニュートリノはとっても小さいのでなんでも通り抜けてしまうのですが、たまにこの水を通るときに、水分子とぶつかるんです、そのときに光が出る。その光を観測して、ニュートリノが来た方向だったり、性質だったりを観測しているのです。」

「(へえー、知らなかった。原理は分かったけど、「たまにぶつかる」って、おいっ!たまにを観察できる仕組みを作りきったのが本当にすごいぜ!!)」

「じゃあ、次に行きますね」

って感じに進んでいくんですね。いやー面白い!!

すばる望遠鏡」の特徴なんかも教えてもらった。他国の望遠鏡との違い。今何を調べているか。こういうのって、調べると知らない言葉も多くて、受け取れきれないと思う。それを短時間で、やっぱり今日になっても思い出せるくらいに印象を与えて教えてくた。Mさん、やっぱりすげー!!

最後に質問

最後に質問ありますか?と言ってくれて、迷ったけどもはや「ナイーブ」はオレの個性!と思って聞いてみた。

「さっき9次元の男っていうのも見てきて、宇宙のはじまりが分かれば、私たちが存在する意味が明らかになるかもしれない、みたいなことを言っていた。科学を身近に触れているMさんだと、生きる意味ってどんな風なイメージが浮かびますか」と。

こんな、うざい質問にも快く答えてくれました。

「この宇宙で人間のような知的生命が生れるのはすごい確率なんですよね。宇宙がビックバンではじまって最初は元素しかなかった。そうして、どんどん元素が増えて、星ができていって、地球ができて、水があって、磁場が放射能をカットしてくれて、生命が生まれた。私たちも約30種類の元素でできていますが、人間は偶然がいつくも重なって宇宙から生まれた。私は、そこに何か意味はあるのではないか、って思うんです。」とおっしゃっていた。

この「日本科学未来館」のシンボル「ジオ・コスモス」の前でそんな話を聞けた。一生忘れないと思う。

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www.miraikan.jst.go.jp

私は、ただただ「そうか、宇宙が私たちを生んだんだな」と思いながら、心が穏やかな気持ちになっていた。すごい確率で生まれたんだよって。
擬人化しすぎても何なのだけど、宇宙の思いから生まれたっていうようなイメージが沸いた。私たちは、一人ひとりが宇宙から思いやりで生まれたのかもしれない、って。宇宙からの恵み。その一人ひとりの「レアを楽しめ」ってことが、メッセージとして残った。
浮かんだBGMはこれだった。

www.youtube.com

 

そのあとものんびり展示を見て、すっかり、「日本科学未来館」が、そして「科学」が好きになった。Mさんのおかげだと思う。

教師に必要なこともこれだと思った。

「教えること」も好きだけど、さらに「教えたい内容自体も好き」で、「教える姿も生き生きとしている」こと。楽しんでいること。日曜日にボランティアでも伝えたいって思えるようなこと。もちろんもう少し生きた先にしかいけない境地なのかもしれないけれど。

「科学」を通して、あなたは生きていていいんだよって肯定的な感じ。とても美しかった。

Miraikan note

日本科学未来館」の公式アプリがある。

未来館ノート」といって館内を楽しく回るために使える。

また、日常使いで、「問い→考え→アクション」の順に入力して貯めていくことができる。

こんな感じ(またナイーブな問いを出しやがってって……ね。)

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UIが、なんとなく脳を刺激してくれるように思う。使い込めてはいないのだけれど、思考を整理するツールになるかもしれない。

帰りにミュージアムショップに寄れなかったのが、心残りだが、またいつか行けばいいね。

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