かならず幸せになれるいきもの

幸せな子ども時代を過ごす子どもを増殖させるための哲学。(旧:それでも幸せな人はいるから)

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アクティブラーニング(主体的で対話的で深い学び)の背景のおさらい(補足)【答申】より

肩の皮がものすっごい剥けて来た「ハピペン」です。やばい!汚い!

 

さて3日連続。続き物です。

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BGMはミスチルです。

誰も皆 悲しみを抱いている
だけど 素敵な明日を願っている
臆病風に吹かれて 波風がたった世界を
どれだけ愛することができるだろう? 
「HANABI」より

ああ、愛したいぜ!今を!子どもたちを!!

 

幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)」から

 

重要そうなところだけ、先に紹介すると、

○ 一方で、我が国の子供たちはどのような課題を抱えているのであろうか。
学力に関する調査においては、判断の根拠や理由を明確に示しながら自分の考えを述べたり、実験結果を分析して解釈・考察し説明したりすることなどについて課題が指摘されている。
また、学ぶことの楽しさや意義が実感できているかどうか自分の判断や行動がよりよい社会づくりにつながるという意識を持てているかどうかという点では、肯定的な回答が国際的に見て相対的に低いことなども指摘されている。

  • 判断の根拠や理由を明確に示しながら自分の考えを述べる

  • 実験結果を分析して解釈・考察し説明する
  • 学ぶことの楽しさや意義の実感
  • 自分の判断や行動がよりよい社会づくりにつながるという意識

やっぱり、これが得意だったり身に付いたりしている人は、どこに行っても食べていけそうだもんね。自分も学び続けないと、ホントにダメ。

ここからは、ちょっとくどいかも。

第1章 これまでの学習指導要領等改訂の経緯と子供たちの現状

(前回改訂までの経緯)抜粋

○ これまで学習指導要領等は、時代の変化や子供たちの状況、社会の要請等を踏まえ、おおよそ10年ごとに、数次にわたり改訂されてきた。
例えば、我が国が工業化という共通の社会的目標に向けて、教育を含めた様々な社会システムを構想し構築していくことが求められる中で行われた昭和33年の改訂、また、高度経済成長が終焉を迎える中で個性重視のもと「新しい学力観」を打ち出した平成元年の改訂など、時代や社会の変化とともに、学習指導要領等の改訂も重ねられてきた。
○ 改訂に向けた議論においては、教育内容や授業時数の量的な在り方も常に焦点の一つ
となってきたところである。

○ 改訂に向けた議論においては、教育内容や授業時数の量的な在り方も常に焦点の一つ
となってきたところである。教育内容の一層の向上を図った昭和43年の改訂において、学習指導要領等の内容や授業時数は量的にピークを迎えたが、これに対し、学校教育が知識の伝達に偏りつつあるのではないかとの指摘がなされるようになった。
その後の改訂では、子供たちがゆとりの中で繰り返し学習したり、自分の興味・関心等に応じた学習にじっくり取り組んだりすること等を目指した平成10年の改訂まで、教育内容の精選・厳選と授業時数の削減が図られてきた。

○ 教育行政がこのような量的軽減を目指す方向性を打ち出す中、時代は21世紀となり、新しい知識・情報・技術が社会のあらゆる領域で重要性を増す、いわゆる知識基盤社会を迎えることとなった。
こうした社会を生きていく子供たちには、知識を質・量両面にわたって身に付けていくことの重要性が高まる一方で、平成10年の改訂を受けた指導については、子供の自主性を尊重する余り、教員が指導を躊躇する状況があったのではないか、小・中学校における教科の授業時数が、習得・活用・探究という学びの過程を実現するには十分ではなく、学力が十分に育成されていないのではないか、といった危機感が教育関係者や保護者の間に生じた。
こうした危機感を受けて、学校においては、知識の量を確保していくための様々な工夫も展開された。

○ 平成15年の学習指導要領一部改正において、その基準性を明確にし、学習指導要領
に示されていない内容も加えて指導することができることを明確にしたのも、子供たち
の現状と未来を考え、知識を含め必要な力をバランス良く育もうとする、教職員の努力
を後押しするものであった。
こうした各学校の地道な工夫や努力が、平成20年の改訂に向けた基盤となっていった。

○ 平成20年に行われた前回の改訂は、教育基本法の改正により明確になった教育の目
的や目標を踏まえ、知識基盤社会でますます重要になる子供たちの「生きる力」をバラ
ンス良く育んでいく観点から見直しが行われた。
○ 特に学力については、「ゆとり」か「詰め込み」かの二項対立を乗り越え、いわゆる学力の三要素、すなわち学校教育法第30条第2項6に示された「基礎的な知識及び技能」、「これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力」及び「主体的に学習に取り組む態度」から構成される「確かな学力」のバランスのとれた育成が重視されることとなった。
教育目標や内容が見直されるとともに、習得・活用・探究という学びの過程の中で、記録、要約、説明、論述、話合いといった言語活動や、他者、社会、自然・環境と直接的に関わる体験活動等を重視することとされたところであり、そのために必要な授業時数も確保されることとなった。

 これまでの背景が端的に網羅されています。そして、ここからが新時代!!

 

(子供たちの現状と課題)

○ 学習指導要領等は、こうした経緯で改善・充実が図られてきた。改訂に当たって議論の出発点となるのは、子供たちの現状や課題についての分析と、これから子供たちが活躍する将来についての見通しである。

THEアクティブラーニングを感じる文言だと思ってしまった。

○ 子供たちの具体的な姿からは、どのような現状を読み取ることができるだろうか。
学力については、国内外の学力調査の結果によれば近年改善傾向にあり、国際教育到達度評価学会(IEA)が平成27年に実施した国際数学・理科教育動向調査(TIMSS2015)においては、小学校、中学校ともに全ての教科において引き続き上位を維持しており、平均得点は有意に上昇している。また、経済協力開発機構(OECD)が平成27年に実施した生徒の学習到達度調査(PISA2015)においても、科学的リテラシー、読解力、数学的リテラシーの各分野において、国際的に見ると引き続き平均得点が高い上位グループに位置しており、調査の中心分野であった科学的リテラシーの能力について、平均得点は各能力ともに国際的に上位となっている。
子供たちの学習時間については、増加傾向にあるとの調査結果もある。

各種調査は、良い感じ!って話。

○ また、「人の役に立ちたい」と考える子供の割合は増加傾向にあり、また、選挙権年齢が引き下げられてから初の選挙となった第24回参議院議員通常選挙における18歳の投票率は若年層の中では高い割合となり、選挙を通じて社会づくりに関わっていくことへの関心の高さをうかがわせた。
こうした調査結果からは、学習への取組や人とのつながり、地域・社会との関わりを意識し、関わっていこうとする子供たちの姿が浮かび上がってくる。

浮かび上がってくるかな?そういう視点で子どもを見取れていないかもしれない。つながりに向かって関わっているかなあ……。

○ 内閣府の調査によれば、子供たちの9割以上が学校生活を楽しいと感じ、保護者の8割は総合的に見て学校に満足している
こうした現状は、各学校において、学習指導要領等に基づく真摯な取組が重ねられてきたことの成果であると考えられる。

学校すごい!「総合的に見て」ってのは引っかかるね。どんな項目が低かったのだろう??調査結果は、おそらくこれ。(http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/thinking/h25/junior/pdf/b2-2.pdf)興味のある方はどうぞ。

○ 一方で、我が国の子供たちはどのような課題を抱えているのであろうか。
学力に関する調査においては、判断の根拠や理由を明確に示しながら自分の考えを述べたり、実験結果を分析して解釈・考察し説明したりすることなどについて課題が指摘されている。
また、学ぶことの楽しさや意義が実感できているかどうか自分の判断や行動がよりよい社会づくりにつながるという意識を持てているかどうかという点では、肯定的な回答が国際的に見て相対的に低いことなども指摘されている。

これは、上で挙げたやつ。

○ こうした調査結果からは、学ぶことと自分の人生や社会とのつながりを実感しながら、自らの能力を引き出し、学習したことを活用して、生活や社会の中で出会う課題の解決に主体的に生かしていくという面から見た学力には、課題があることが分かる。

 実感の伴う、役に立つ経験をさせてあげたいなあ。

○ また、スマートフォンなどの普及に伴い、情報通信技術(ICT)を利用する時間は増加傾向にある。
情報化が進展し身近に様々な情報が氾濫し、あらゆる分野の多様な情報に触れることがますます容易になる一方で、視覚的な情報と言葉との結びつきが希薄になり、知覚した情報の意味を吟味したり、文章の構造や内容を的確に捉えたりしながら読み解くことが少なくなっているのではないかとの指摘もある。

自分にも当てはまる。言葉のコードが多様化によってか複雑化していて、うまく説明できないことばかり(当然、自分の語彙の問題とも思っている)。

吟味もそう。「快」で選びがちなところもなくはない。

文章の構造を読むってのももっと練習したい。

○ PISA2015では、読解力について、国際的には引き続き平均得点が高い上位グループに位置しているものの、前回調査と比較して平均得点が有意に低下しているという分析16がなされている。
この結果の背景には、調査の方式がコンピュータを用いたテスト(CBT)に全面移行する中で、子供たちが、紙ではないコンピュータ上の複数の画面から情報を取り出し、考察しながら解答することに慣れておらず、戸惑いがあったものと考えられること、また、情報化の進展に伴い、特に子供にとって言葉を取り巻く環境が変化する中で、一定量の文章に接する機会が変化してきていることなどがあると考えられ、そうした中で、読解力に関して指摘されてきた前述のような諸課題が、より具体的な分析結果として浮かび上がってきたものと見ることができる。
子供たちが将来どのような場面に直面したとしても発揮できるような、確かな読解力を育んでいくことがますます重要となっている。

「確かな読解力」。究極に言葉の中庸を得ていこうって感じだろうか。「確かな理解」くらい曖昧な感じ。

○ 子供たちの読書活動についても、量的には改善傾向にあるものの、受け身の読書体験にとどまっており、著者の考えや情報を読み解きながら自分の考えを形成していくという、能動的な読書になっていないとの指摘もある。
教科書の文章を読み解けていないとの調査結果もあるところであり、文章で表された情報を的確に理解し、自分の考えの形成に生かしていけるようにすることは喫緊の課題である。
特に、小学校低学年における学力差はその後の学力差に大きく影響すると言われる中で、語彙の量と質の違いが学力差に大きく影響しているとの指摘もあり、言語能力の育成は前回改訂に引き続き課題となっている。

はい。その通りだと思います。そして、テクストを読み解くってのは、人間の醍醐味なところがある。人間らしい人間を行えって言われているような気もしてくる。残された文字を解読して、文字を残して次につなげ、と。

PISA2015における読解力の定義は、

自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考し、これに取り組むこと

であり、書いてあることを受け身で捉えるだけではなく、見つけ出した情報を多面的・多角的に吟味し見定めていくことや、情報と自分の知識等を結び付けたりして考えをまとめていくことなどが求められている。

こっから、「心」や「体」の方面の話。

○ 子供たちが活躍する将来を見据え、一人一人が感性を豊かにして、人生や社会の在り方を創造的に考えることができるよう、豊かな心や人間性を育んでいく観点からは、子供が自然の中で豊かな体験をしたり、文化芸術を体験して感性を高めたりする機会が限られているとの指摘もある。子供を取り巻く地域や家庭の環境、情報環境等が劇的に変化する中でも、子供たちが様々な体験活動を通じて、生命の有限性や自然の大切さ、自分の価値を認識しつつ他者と協働することの重要性などを、実感しながら理解できるようにすることは極めて重要であり、そのために、学級等を単位とした集団の中で体系的・継続的な活動を行うことのできる学校の場を生かして、地域・家庭と連携・協働しつつ、体験活動の機会を確保していくことが課題となっている。

○ 平成27年3月に行われた道徳教育に関する学習指導要領一部改正に当たっては、多様な人々と互いを尊重し合いながら協働し、社会を形作っていく上で共通に求められるルールやマナーを学び、規範意識などを育むとともに、人としてよりよく生きる上で大切なものとは何か、自分はどのように生きるべきかなどについて考えを深め、自らの生き方を育んでいくことなどの重要性が指摘されている。

○ 体力については、運動する子供とそうでない子供の二極化傾向が見られること、スポーツに関する科学的知見を踏まえて、「する」のみならず、「みる、支える、知る」といった多様な視点からスポーツとの関わりを考えることができるようにすることなどが課題となっている。

○ 子供の健康に関しては、性や薬物等に関する情報の入手が容易になるなど、子供たちを取り巻く環境が大きく変化している。また、食を取り巻く社会環境の変化により、栄養摂取の偏りや朝食欠食といった食習慣の乱れ等に起因する肥満や生活習慣病、食物アレルギー等の健康課題が見られる。
さらに、東日本大震災や平成28年(2016年)熊本地震をはじめとする様々な自然災害の発生や、情報化やグローバル化等の社会の変化に伴い、子供を取り巻く安全に関する環境も変化している。こうした課題を乗り越え趣味のための読書にとどまらず、情報を主体的に読み解き、考えの形成に生かしていく読書(インタラクティブ・リーディング)の重要性が指摘されているところである。

とりあえず、(補足)編はここまでです。

「言語」についての課題が、自分の中でも大きくなっているので、自分も学びながら子どもの学びにもつなげていきたい。

「思考ツール」もめちゃ有用なのだと思う。どうしても頭の中で考えようとすることが多かった。

脳は信用ならないところがあるからこそ、そうして気軽に型に沿ってアウトプットすることがいかに大切かが分かってきた。

それが子どもの頃から癖づいていることは、子どもたちに未来で生きやすくなるためのツールを与えることになると考えている。

 

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