かならず幸せになれるいきもの

幸せな子ども時代を過ごす子どもを増殖させるための哲学。(旧:それでも幸せな人はいるから)

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【調査】「褒める・叱る」の調査をじっくり見てみた!

先週に入ってようやく積んでいたことが帰ってきた感じがする「ハピペン」です。

子どもたちが学んでいる「100より大きい数字、九九、日記、音読、協力、言葉を関連づける」、子どもたちが「できる」を実感しはじめていて、「できない→やりたくない」ではなく「もうちょっとでもっとスムーズにできるよつになりそう……やってみます!」って雰囲気かある(クーラーのおかげ?)

 

今日は、こんなのあるんだーと思って驚いたから紹介。

 

「褒める・叱る」と「自己肯定感」の調査

www.jiji.com

 

「へこたれない力」「自己肯定感」って?

  • へこたれない力
    困難な状況でもあきらめずがんばろうとする力や物事を前向きにとらえようとする思考。

  • 自己肯定感
    自分のあり方を積極的に評価でき、自らの価値や存在意義を肯定できる感情。

調査のパーセンテージ

調査の「%」の結果から「へこたれない力」や「自己肯定感」が高かった人の順番です。1が高かった人の割合が多く、4が高かった人の割合が少ないです。

  1. 「褒める/多い」「叱る/少ない」人
  2. 「褒める/多い」「叱る/少ない」人
  3. 「褒める/少ない」「叱る/多い」人
  4. 「褒める/少ない」「叱る/少ない」人

 ただ、知りたいのは「N」だな、と思って、どこの人数が多いのか気になりますよね。たとえば、1の高い人って何人くらいいるんだろう?4の低い人って何人くらいいるんだろう?と。

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人数も見てみた

「親に褒められた・叱られた経験」より

 

  1. 「褒める/多い」「叱る/多い」人:1357人
  2. 「褒める/多い」「叱る/少ない」人:593人
  3. 「褒める/少ない」「叱る/多い」人:1106人
  4. 「褒める/少ない」「叱る/少ない」人:1944人

これから分かるのは、褒めるが多い親より、叱るが多い親が多いってことだ。かつ、「4」が多い。そもそものそうした「関わりが少ない」場合の人数が一番多いのだ。
ここに日本人の自己肯定感の低さの大前提の問題が潜んでいるように思う。

 

「先生に褒められた・叱られた経験」より

  1. 「褒める/多い」「叱る/多い」人:1362人
  2. 「褒める/多い」「叱る/少ない」人:350人
  3. 「褒める/少ない」「叱る/多い」人:2299人
  4. 「褒める/少ない」「叱る/少ない」人:989人

ここで「3」が多いのって問題ないだろうか。しかもそうした人たちは「へこたれない力」「自己肯定感」が高くはないわけだ。「1」「2」を増やせる工夫が求められると思った。

叱ってもいいから、とにかく「褒めを増やせ!」って。

ケリー=マグゴニカルの言う、1の否定をカバーするのに20の賞賛を要するってことを愚直に意識して取り組んだ方がいいのではないかと思う。

そして、私は「2」が現場に少なすぎると思っていて、「2」が増えればいいのにと思っていた。それが、ほど遠い幻想だということに気づかされた。1割にも満たないマイノリティなのだった。

「近所の人に褒められた・叱られた経験」より

  1. 「褒める/多い」「叱る/多い」人:2161人
  2. 「褒める/多い」「叱る/少ない」人:969人
  3. 「褒める/少ない」「叱る/多い」人:326人
  4. 「褒める/少ない」「叱る/少ない」人:1544人

地域については、二極化しているように感じた。どちらも多いか、どちらも少ないか、これは地域の色なのではないかと思う。「関りが多い地域」か「関りが少ない地域」かがほとんどってことだ。

ってことは、すでにどこかにデータがあるのだろうけど、「かかわりが多い地域」と「少ない地域」の違いが分かって、どんなことに取り組めばいいかが分かれば「1」は増やせる。

その下にもっと面白いものがあった!

上のデータの下に「家庭の教育的・経済的条件の高・低」で分けたグラフがある。

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これを見ると「高家庭」の人は、先生からの「褒めも叱りも少ない」が少ない。反対に「低家庭」の人は「叱りが多い」と「褒めも叱りも少ない」が多い。

 

私たち教師は、家庭の云々でかかわり方を変えてはいないと思うのだけれど、私は、「褒めるも叱るも少ない」が気になった。そういう子たちがそもそも「関りを感じにくい」だけなのかもしれない。だけれども「家庭の教育的・経済的条件(低群)」の子たちが「『褒めるでも叱るでも』多かった」と思えるようになるといいなって思う。

 

他に、「コミュニケーション」や「意欲」も「家庭の教育的・経済的条件(高群)」の方が高い。

所感

「家庭の教育的・経済的条件(高群)」は「家族旅行」「塾や少年団」「スポーツ系・文化系の習い事」をしていたかで計っている。

そこから、お金が動いて家庭内で変化が起こるときの決定のプロセスにある会話や、イベントや習い事があることによる話題の量が、関りの質と関係するのではないかと思った。

そうなると、そもそもの動かすお金があるかが問題で、結局経済じゃねーかって問題に行きついた。

まあ、とりあえず、みんな!「褒め」を増やそう!!

 

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