かならず幸せになれるいきもの

幸せな子ども時代を過ごす子どもを増殖させるための哲学。(旧:それでも幸せな人はいるから)

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【みんな巣立っていく】満足したから?外に出ていく子どもたち。リレーションと理科の話。

 いやー寒くなりすぎでしょ!今日こそ!やばいでしょ!風邪ひいちゃうよー!「ハピペン」です!

 

最近子どもたちは、朝学校に来て、ランドセルしまって、そして、自然と「外に行ってきまーす!」と出ていってしまう。

 

「出ていってしまう」という寂しさ(笑)

 

夏前まで、うろうろうだうだしていただろうに。寒くなってきただろうに。いつも本読んでいただろうに。

 

恐るべしリレーションの力。

 

大人がいないとできなーい、みたいだったくせに、それは、大人の気のせいでしかなくて、関係ができれば誰だってよかったのだった。

大人が安全基地って線はあるかもしれないけどね。

 

まあ、外に行くってのは健康だし、申し分ないよ。子どもたちよ、よくそう思うようになった。「外に行け」ってのは言ってないと思うんだよね。日光がーセロトニンがー律動的運動がーとかは言っちゃったかもしれないけれど。

 

もう少しリレーションの話をしたい。

あるクラスで理科の実験がごちゃごちゃになるというので、見に行ってみた。

 

授業はめちゃ楽しい進み方、ほとんどの子どもが理科マジか!!みたいになってる。しかし、グループで実験となるとごちゃる。

 

足りない視点を挙げるとすれば、実験をグループでするプロセスが落ちてるってのを感じた。

  • 子ども同士の中に今どの実験をしようとしているのかシェアされていない。
  • どうしてそう思うのかがシェアされていない。
  • 周りに気を配って、目的に合ったその子の扱い方がなされていない。

といったことがあった。

だから、起こっていることに文句ばかり言って終わる。

「なんでそれやんの?」

「今、触んないで!」

「オレにもやらせて!」

「じゃま!はっ?なにやってんの?」

「Aって言ってないよね、なんでAがやんの?」

「B、Cが意味ないって言ってるよ!」

「私は、その方がいいかなって思ったから」

「はっ?もう意味わかんない」

「もういい!」

「当たり前じゃんなんでわかんないの?」

 

「な、何を?」byハピペン。

 

上のようなセリフを15分の間にキャッチボールし合う。ドッジボールだったか。

 

「人はいかに自分とは違うことを考えているか」という想像力を使う経験が少ないんだろうか。少ないとしか思えない。

 

前提の共有がないってこと、他者意識がないってこと。そして、伝えれば伝わるってことが分からない。

 

リレーションシップがほしい。

わずかに、チーム感よりも、効率や速度といった感じも受けた。

すると、走っちゃう子もいるんだろうなと思う。目的に「速い」って付加価値もつけちゃうと、なんかずっこけそうだよね。

 

やっぱり、いつだって、公では「みんな」って前提がほしいなあと改めて思う。

 

ざっくり、子どもたちに伝えて改善させる。

  • グループ全体に実験器具が見えるように置こう
  • 自分が今何がやりたいか言おう
  • 自分が今何をやってるか言おう
  • 頭の中をシェアしよう。それで進めていいか聞こう
  • 周りの子を見よう、こういう動きしてたらストレス感じてきてるな、なんかやらせようって思ってあげて
  • 教科書に書いてあるって。でも、それが本当か確かめるのが理科じゃん?

とかいろいろ言って納める。

 

理科の実験の際には「チーム第一!!」って共通理解されているんだろうか。

 

そして、実験を説明しながら進行していくようなマニュアルもいるかもしれない。

 

「今からYという実験をします。まず、Dを水に入れます。これが、Dです。Dを入れて水がどのように変化するかみてください。」

 

みたいに、きちんとアウトプットしながら実験ができたら、イライラしたりストレスがたまったり、置いていかれる感じのない実験になりそうだなあと妄想してみる。

 

とりま、目的を見失わなければいいと思う。教師もグループ全体も。実験は手段であって「全員が実験のやり方を理解・体験して結果を確認できる」といったことが目的なのだろうから。そこから、その教室に参加してる「みんな」がブレなきゃそんな変な間違いは起こらないだろうと思う。

 

「実験しろ!」が目的になれば、争いは、そりゃあ起こるよね。

やりゃいいって人、やってみたい人、見て分かればいいって人、どうでもいい人、ゆっくりやりたい人、いろいろいて、その価値観はシェアされないで事柄が進むんだからね。

 

そんなこんなで、リレーションって大事だなあ。いいよなあって思う。

 

そうして、勝手に子どもたちは自立していく。自分たちでつながって楽しむ方法を知っていく。

 

5年が外に行こうとする。

それを追いかけて「ねぇ、一緒に行こう!」と声をかける。

2年と5年の自然な会話から一日がはじまる学級。

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