かならず幸せになれるいきもの

特別支援×ブリーフセラピー×アドラー心理学

115日目:後期に向けた布石

114日目の記事は、嘆きに終わった。ハピペンです。

 

その時その時で、ある子どもにフォーカスして、育てていく悪循環に陥っている。

 

A、B、C、D、E、F、G、H、Iといる。

 

どの子も手を掛けていく必要がある。そんなことをやっているから疲れる。

問題は、強化子を私しかばら撒けないことだ。

そのストップ高が、10月ごろくる。

いわゆる誉めが効かなくなるなどの緊急事態だ。

 

そこに向けて、外注していく必要がある。

そのための力を前半戦で付けられるとよい。

 

たぶん、それに少し成功していて、希望を感じる。

 

たとえば

  • 話し合いが好きなこと
  • 寛容なこと
  • 変化に気づけること
  • 「イイネ!👍」を見つけられること
  • なんだかんだ私の言っていることを聞くこと

この辺りが大きなリソースである。

 

後半戦に向けて

策1:班ごとのミッション

先生や周りの友達にバレないように「班ごとのミッション」を作らせた。

秘密でその班はそれを守る。次の席替えの時に明かすというものだ。

個人的には「我々」をつくることに成功し、結束感が強まるように思う。

これで、ミッションを遂行している私たちというほぼオートな強化子、縛りが作られて、よい行動(ミッション)をするだけで、自分の高まりを感じるのではないかと思う。

 

策2:帰りの会での個人への「イイネ!👍」

これまで、日直はペアで行い、帰りの会ではふわったとした「イイネ!👍」を言っていた。

運動会の練習がんばって、全力で掃除ができてなどなど。誰が誉められているのかよく分からないものだった。

 

それを、個人に変えた。ある特定の子への「イイネ!👍」にしばったのである。そして、日直は一人にした。その子が誰かの「イイネ!👍」を探して一日すごすというのがよい。

 

上手く強化子を外注できたと思う。

 

今日、第一回だったけれど、大成功だった。

帰りの会にそういうことがあるっていうだけで、他の子が見つけた「イイネ!👍」を日直に

伝えるという良循環も生まれていた。

 

そして、日直を一人にしたのは、今回は自分の好きな席に座らせていて、それがまた良い席すぎるので、長引かせたいというのもあった。

 

策3:ジャーナルを通信に載せる

最近はじめてジャーナルを通信に載せた。これの個人への賞賛度はでかいと思う。ガッツポーズをしている子もいた。

 

振り返りの質が高ければ、載る可能性が上がるので、さらに振り返りの質の高まりにもつながるかもしれない。

 

良い振り返りが拡散されたり、振り返りへの態度が良くなっていくと嬉しい。

 

番外編

最近つくづく寛容だなあと思って感心する。

 

叫んで泣いてふざけんな!って怒っていた子が、5分後くらいに「Aだけが悪いんじゃなくて、いろんなことがあって、怒っちゃっただけだからね」とAを慰めていた。

人のせいにしないで、自分を見つめていて、怒りの原因はいろいろなことが重なったからと分析できている点が恐ろしい。

 

その後、

  • これから、どうすればいいか考えさせる。
  • その練習をする。
  • ただし、すぐには直らない。もう一回あるかも。そのときは、また怒っていいし、Aも怒られなさい。実験だね。とりあえず、これで頑張ってみよう。と言う。

この繰り返しで寛容になった。

 

これは「解決」を何とするか。によって変わる。

 

解決が1あったことを0にするだとすると、解決ってめちゃむずい。不可能に近いと思う。そのうち「何回言わせるの!!!」ってなる。

 

しかし、解決を「変化と受容」と捉えていると、働きかけ方が変わる。

 

必要なのは

  • 少しの変化
  • 少しの受容

なのである。

 

毎回、少しの変化を求めて(たとえば、10回あったら、9回に減らすとか)、働きかける。

 

Cさんの暴力は5分の1くらいに減った。もはやランドセルを叩くだけにまで減った。暴力はしていない(本人の中では)というところまで行った。

 

Bさんは、いいことばっかりするようになった。たまに構わないと崩れ落ちるけれど、今日いいところを日直に言っていたのもBさん。

「もう学校来たくない」と言う。無欠席の子だ。一時期は悩まされた。とても挑発的だった。私は、ほとんど無視した。誉める電話を毎週末した。この子は、友だちに変化を2回ほど認められて変わっていった。一度は、良い変化に気づいてとらい、もう一回は友だちにキレられた。そして、その日から大きく変わった。強い子だと思う。

 

Aさんは、よく保健室にいった。緊張で参観日に出られないこともあった。でも乗り越えている。保健室には週1行くかどうか。毎朝元気に挨拶してくれる。この子もみんなと対話をしながら変わってきた。授業中の態度も大きく変わっている。いざこざを重ねて変わっていく。大したものだと思う。

 

Dさんは、算数が苦手。もう少し時間がかかるかもしれない。強く言ってしまうという癖がある。これからかな。

 

Eさんは、4月に私が不安にさせてしまった子。でも、るんるんやってくれている。たまに、見てるよとグサッとする関係。

 

Fさんは、頭が良くなりたいと悩んでいた。4、5月は席も黒板から遠く、よくおしゃべりをしてしまっていた。お家の方との話を機に変わった。今では、いつも集中して話を聞いている。素晴らしい。

 

Gさんは、片付けが苦手。最近舌打ちが癖になっている。ただ、少しずつ変わってきているかな。自分でやれること、片付けるスピードが上がってきていると思う。

 

Hさんは、ぼーっとしている。おしゃべりも多い。ちょっと今気になる。後期に、メインストーリーがあるかもしれない。

 

Iさんは、声が出にくい。ここは、何かアプローチできたらいいなあと思う。周りに助け合える人を増やすかな。そういう子も寛容できるってことを自覚させられたらと思う。この子も後期にメインストーリーがあるかもしれない。

 

個は全員変わってきている。悪くなっているってことは一切ないと思う。ただ「集団」と捉えるとが気になる。

部分の総和でしかない感じがする。

もっと掛け算的に強い集団になってほしい。

今日の運動会の練習のときにそれを少しだけ感じた。私に慣れてきたというか、私の言いたいことが少しだけ分かってきているというか、感じ取っているような子がいるように感じた。

 

もっと戯れよう。揉みくちゃになろう。この子たちと学ぶことを楽しもう。この学級も、あと半年でお別れなのだ。