かならず幸せになれるいきもの

特別支援×ブリーフセラピー×アドラー心理学

126日目:「運動会の絵」と「班決め」と「構造」

すっかり肌寒いーーー半袖にパーカーで来てしまったハピペンです。

 

ハピペンは、気温を感じて衣服を選ぶのが苦手です。高学年になっても親が服を用意していたからかもしれません。

 

あと、自分が疲れているか感じるのも苦手です。いつもいつも通り働いてしまって、年末胃腸炎が多かったです。自分が疲れていると気づくようになってからは回避できています。

 

まあ、少なからず特製の傾向があります。。。

 

今日の健康観察で「疲れている人ー」で20人くらい手を挙げていた。君ら休みに何してんのよ( ̄◇ ̄;)

大概ディズニーに行ってんだなこれがな。

 

予想通りなので、1Hはしっとりとテストでやり過ごす。

 

2Hは、かけ算の導入。

 

丸を切って隠して貼って提示して数えさせる。

列に並べて見せて「◯ずつが△つ分で◽︎です」を何種類もやった。

 

明日、教科書に入ってピンとくるといいなあ。

 

さて、図工。

 

運動会の絵

こういうのはコンセプトがないと死ぬと思った。頭の中では、自分の中のハイライトを描けばよしくらいに思っていたのだけれど、こんな風なきめ細やかな実践を電車の中で見ていると、自分の浅はかさに焦る。

運動会の絵 - totoroの小道

 

というわけで、コンセプトを考える。

 

写真はダンスしか撮っていなかった。

そして、A4の紙で絵日記の宿題を出しているので、ハイライトはそこに描いているよなと思った。

 

よし!全員ダンスの絵にしよう。

それで、それで?

 

えーっと、自分を大きく描いて、切り取って後ろの壁に貼ろう!

あと「自分を描かせてみたい」ってずーっと思っていたし。

 

「ダンスの自分!一発!」

 

これでいこう!!

 

顔の写真を見てリアルに描かせたいよなあ。。。

 

誕生日プロジェクトで作った誕生日表の写真がある。これでいいや。

 

と、まあ、そんなこんなで、スクラップ帳のような今日の授業ができあがった。

 

結果は、そこそこで、思ったよりは良かった。

教室の後ろの壁には、大きさもポーズも表情もまさに十人十色の自分の分身が切り取られて貼られている。

 

うん、嫌いじゃない。

 

よかったよかった。

 

そして「失敗ってのは、ない!」ってことで、一発!(裏を使う子もいたけれど)、葛藤しながらもなんとか完成させる経験をさせられた。

 

座学が優秀な子ほどミスをして、やり直したがるから少し面白い。

 

班決め

抵抗処理次第でなんとでもなるやつ。

 

  1. くじで決める
  2. 先生が決める
  3. 自分たちで決める

朝のうちに、この中から多数決でどう決めるか考えると伝えておいた。意見がある人は休み時間などにください(と言っても大抵来ないわな)。

 

くじ、先生も2、3人いたが「自分たちで」とする。

 

ちなみに「抵抗処理」とは「先に言えよ」を言っておくだけのことです。

 

  1. 誰も悲しまないようにする
  2. 一人で困る子が出ないようにする
  3. 嫌な気持ちになることをしない・言わない

これらをルールとして示して確認し、できなければ、くじか先生が決めるとします。

 

いくつかの理由を示して、全員男子・女子は不可ということを伝えてコンセンサスを得る。

5人班なので、

  • 男4・女1
  • 男3・女2
  • 男2・女3
  • 男1・女4

にしかならないと伝える。

 

すると「4・1」は「なしがいい」との声が出る。

 

これも「気がかりありませんか?」とコンセンサスを得る。

よって「男3・女2」か「男2・女3」の班しかできないこととする。

 

すると「男2・女3」の班は2つしかできないことが判明するので注意した。

 

そして、揉めた際の解決の仕方についても提案があったので、話し合いとすることにした。安易にジャンケンというのは却下された。

 

(いいぞ!なかなかいいじゃないか!子どもたち)

 

結果10分ほどで、誰一人不満なく班が決まった。思った以上にすごいできだった。

 

偶然今のクラスの交友関係の構図が2人とか3人とかで上手に分かれているだけかもしれないけれど、うまくいった。

そして、リーダーの子たちもやってみてほしい子たちで、これもまたよかった。

 

構造

「構造の悪循環」を絶つことで、今起こっている「問題を解決したい」という考えが強い。

 

今日は、子どもたちも疲れているのだけれど、私もそんなにエンジン全開ってわけではなかった。

 

集中が切れやすく、たまらなくおしゃべりが多かった。なかなかはじめられず、板書をした。

 

子どもが疲れている

集中が切れる

おしゃべりする

先生が疲れる

注意する

さらに子どもが疲れる(最初に戻る)

 

「今、注意するをオレめっちゃ我慢してるのよ、私も疲れちゃう。これなんとかならんの?」と言うと「そういうこと!?」と一人の子が言った。いくらか、進めやすくなった。

 

構造を可視化すると、少なからず納得感があり、因果関係が見えて、協力が得られた。

 

なんでもいいから、誰が悪循環を止められるか。子どもにしてもらった方が楽だわ。

 

ブリーフセラピー的な解釈で、今回の話を解説する。

 

なぜ変化が起きたかといえば、

 

①「先生が口頭で授業を進めるのではなく、板書によって考えを示した」というコミュニケーションのパターンを変えたのが一つ。

もうこの時点で悪循環の一つが絶たれている。

 

②そして、その示された内容によって、おしゃべりのフレームを変える。

ただしてしまっているおしゃべりから、注意されないためであったり、先生を疲れさせないためであったり、集中が切れている自分を自覚してコントロールしようとさせたりするフレームを与えた。フレームを変えることで、ちがう行動をするハードルが下がる。

 

悪循環を絶つには

  1. コミュニケーションを変える
  2. フレームを変える(リフレーミングなど)

これらがら効果的である。

 

平穏無事な1日でした。感謝。