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【思春期】幸せな10代を過ごすために【その3】

幸せな10代を過ごすために

ニューロンの組み換えが起こって大忙しの思春期ですが、その組み換えを終えるためにも「自分で」という経験を欲しているのかもしれません。
人に言われて何かをするのではなく、自分で考えて、自分で決めることで、全身で体験して、経験を味わって、情報を処理する細胞の組み換えが「ここ」と「ここ」といったようにどんどん進められると思うからです。
親との違いを明らかにし、自分の在り方を示し、反抗することもあるでしょう。
でも、それでいいのです。
自分の人生を歩んでいくために必要な過程です。
しかし、その「自分で」に、ブレーキがなく、なんでもかんでもやってしまったら、10代の後半に取り返しのつかない責任を背負ってしまう可能性があります。
みなさんにはそうなってほしくないです。なんとしても「幸せな10代」を過ごしてほしいものです。
脳の状態を復習して、対策を練ってみましょう。

思春期(反抗期)の脳

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エメトレというサイトを参考にしました。
思春期(反抗期)の脳はこんな状態です。
1.我慢できない
2.予想して行動できない
3.常識を越えて行動してしまう
4.自分の気持ちをコントロールできない
結構、ズタボロですが、みんな同じ状態なので、ここは笑っておきましょう。
ニューロンがバンバン組み換わっているのだから仕方ありません。
どれも、脳が働きを取り戻したら、起こらないことです。
また、これは別に「問題」というわけではありません。
うまく使えば「我慢せず、結果を気にせず、常識を越えて、本能のままの自分で行動できる」わけです。
ですから「エネルギーがある」と表現しているのです。
うまく使いこなせば、幸せな10代が待っていますよ。

対応策

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一番ラッキーなことは、この話を思春期のときに知れたことです。

思春期の人全員が知るわけではないのですから、知った自分はこのことを知識として生かし、理性で自分のエネルギーをコントロールできる可能性があります。
気づいて、思い出しさえすればいいのです。
もちろんときには、それすら振り切って失敗してしまうこともあるかもしれませんが、少しずつニューロンは組み換えを終えていきます。
犯罪に巻き込まれないように、また犯罪などで誰かを傷つけないようにすることだけは大切にし、死なないように、再起不能にならないように、生きていってくれって思いです。

危うくない環境に身を置く

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とは言え難しいかもしれません。

しかし、そもそも危うい環境にいなければ、危ういことに巻き込まれる可能性が減るはずです。

小・中・高の中で、一番被害にトラブルに巻き込まれるのは、小学生ではないのです。このことから、トラブルに合うか合わないかに強さは関係なく、行動範囲が増えたり、考えてられるようになったことが増えたことが関係すると分かります。

だからといって、行動範囲や思考をこれまでのまま留めればよしというわけでもないでしょう。一時の安心・安全は得られるかもしれませんが、適切でないと感じる日が来るでしょう。

この行動範囲が広がるまでに、自分なりに判断して選択している力がついていることが望ましいです。そして、どちらを選んでも危うくならないような、環境に身を置く、そういう環境かを一歩身を引いて考えられる目をもてたら、比較的危うさからは離れることができるかもしれません。

環境調整がカギだということです。

もし何かが起こってしまったなら

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誰かに相談してください。

一人で考えて上手くいくということは少なくはないですが、多くはないかと思います。

この社会には必ず助けになってくれる誰かがいます。

そして、何かが起こってしまったなら、そこから次はどうするべきかを考え、乗り越えられると信じ行動することです。

失敗することもあるでしょう。

場合によっては取り返しのつかない失敗が起こることもあるでしょう。

やり直せる限りはそこからやり直し、どうしようもない状況に陥ったとしても、そこからせめてできる最善を尽くす。

結局のところそうすることしかできないかと思います。

振り返って行動パターンや成功パターンをためて分析するという手もあります。

客観的にどうすると自分は辛い気持ちや苦しい気持ちになるのかを考えるのです。